ネットバンキング不正送金、被害額が5倍に - 法人は21倍
2025年第4四半期のオンラインバンキングにおける不正送金被害は、前四半期から件数ベースで約2割減となる一方、被害額は約5倍と大幅に増加した。
全国銀行協会が会員190行を対象として、2025年10月から12月にかけて発生した不正送金被害の状況を調査し、取りまとめたもの。預金者本人以外が不正に送金し、振込先から金銭が引き出されて返還できなかったケースを集計している。
被害件数は、個人と法人あわせて126件。前四半期の162件から約22.2%減となった。一方で被害額は約16億9900万円。前四半期の約3億3700万円から404.1%増と大幅に拡大している。
1件あたりの平均被害額は約1350万円。件数が減る一方で被害額が増加したことから、平均被害額は前四半期の約195万円から約6.9倍に増加している。
被害件数の内訳を見ると、個人が97件で、前四半期の142件から減少。法人は29件となり、前四半期の20件を上回った。

四半期ごとの不正送金被害推移(グラフ:全銀協の発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2026/04/08 )
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