Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Windows Kerberos KDC」の脆弱性に実証コード - 完全な対応には

マイクロソフトが月例セキュリティ更新で修正した「CVE-2020-17049」の実証コードが公開された。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

問題の「CVE-2020-17049」は、「Kerberos KDC」におけるセキュリティ機能がバイパスされる脆弱性。脆弱性を悪用することで委任が有効ではないサービスチケットを改ざんし、「KDC」に受け入れさせることが可能になるという。

同社は、11月の月例セキュリティ更新でサービスチケットの検証方法を変更する修正を実施。さらに12月の月例セキュリティ更新で既知の問題へ対応したアップデートを再度リリースした。

あわせて拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の契約者向けに「Windows Server 2008」「Windows Server 2008 R2」に対するセキュリティ更新プログラムを追加している。

同脆弱性への対応は、12月の更新プログラムを適用しただけでは完了しない点に注意が必要だ。すべてのActive Directoryドメインコントローラーにおいてレジストリキーの設定を変更し、強制モードを有効にすることで保護が可能となる。

(Security NEXT - 2020/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Spring Cloud Config」にパストラバーサルなど複数脆弱性
「Apache HTTP Server」に複数脆弱性 - 更新を呼びかけ
先週注目された記事(2026年4月26日〜2026年5月2日)
「Chrome 148」が公開、脆弱性127件を修正 - 「クリティカル」も複数
Palo Alto Networks製「PAN-OS」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー