エッジ管理製品「HPE EIM」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
エッジデバイスの管理ソリューション「HPE Edgeline Infrastructure Management Software(EIM)」にリモートより悪用されるおそれがある深刻な脆弱性が判明した。
同製品は「HPE Edgeline Infrastructure Manager」としても知られる製品。同製品において認証をバイパスされ、コマンドを実行される脆弱性「CVE-2020-7199」が明らかとなったもの。
特権を取得されるおそれがあるほか、サービス拒否、構成の変更などに悪用されるおそれがある。共通脆弱性評価システムである「CVSSv3.1」のスコアは「9.8」で、「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社は同脆弱性の判明を受け、修正版となる「同1.21」をリリース。できるだけ早く対応するよう利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/12/08 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み