Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Tomcat」に情報漏洩のおそれ - 11月17日の更新で修正済み

「Apache Tomcat」において情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性が明らかとなった。脆弱性の公表を受け、セキュリティ機関なども注意喚起を実施している。

「HTTP/2接続」におけるコネクションのストリーム送受信時に、ストリームのリクエストヘッダ値が以降のストリームで再利用され、情報が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2020-17527」が明らかとなったもの。

同脆弱性は、12月3日に開発チームが公表したもので、米時間11月17日にリリースした「同10.0.0-M10」「同9.0.40」「同8.5.60」で修正済みだという。

同脆弱性の公表を受けて、JPCERTコーディネーションセンターなども利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応