Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カラオケアプリ開発元に不正アクセス - 会員個人情報が流出

エスエムエンタテインメント、エイベックス・エンタテインメント、ユニバーサルミュージックの合弁会社であるエブリシングジャパンは、同社カラオケサービスの利用者に関する個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、同社が運営するカラオケアプリ「エブリシング」の開発委託先であるDear Uが不正アクセスを受けたもの。

11月5日から同月10日にかけて、同サービスにアクセスした登録会員の氏名、生年月日、メールアドレスなど707件が流出した可能性があるという。

同社では対象となる利用者にメールで連絡する。また委託先では脆弱性の点検や修正を実施。個人情報保護委員会へ報告を行った。同社では今回の問題を受け、利用者に対してアプリやウェブサイトから定期的にパスワードを変更するよう求めるという。

(Security NEXT - 2020/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社