Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「macOS Catalina 10.15.7」など公開 - ゼロデイ脆弱性3件を修正

Appleは、「macOS Catalina 10.15.7」および「同Supplemental Update」を公開した。すでに悪用が確認されている脆弱性に対処したという。

今回のアップデートでは、Google Project Zeroより報告を受けた脆弱性3件を修正した。いずれもすでに悪用が確認されているという。

具体的には、悪意を持って作成されたフォントの処理によりコードを実行されるおそれがある脆弱性フォントパーサーの脆弱性「CVE-2020-27930」を修正。

さらに権限の昇格により、悪意あるアプリケーションによってカーネルの権限で任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-27932」や、メモリが漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2020-27950」へ対応した。

(Security NEXT - 2020/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応