Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

テンプレメールのBCCに無関係メアド、顧客情報が流出 - ルクールプラス

オフィスソリューションの提供などを手がけるルクールプラスは、顧客にメールを送信した際、無関係の複数メールアドレスに対してもメールを誤って送信するミスがあり、顧客情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、10月14日13時過ぎ、顧客10人に対して案内メールを送信する際、過去に一斉送信したメールをテンプレートとして利用したところ、BCCに関係ない930人分のメールアドレスを含んだ状態で送信してしまったという。メールには、氏名や会社名、メールアドレスなどが記載されていた。人為的なミスが原因であり、マルウェアの感染については否定している。

送信から15分後に受信者から指摘があり問題が判明。同社店舗に対しても電話が相次いだという。同社では翌15日、誤送信先へ連絡を取り、経緯を説明して問題のメールについて削除を依頼。また個人情報が流出した顧客10人に対しては、メールと電話で謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2020/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
メール誤送信で会員のメアド流出 - 不動産ファンド運営会社
ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
相談内容など2198件含む報告書をメールで誤送信 - 名古屋市
委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
患者の個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 千葉労災病院
メール誤送信、イベント申込者のメアド流出 - 神奈川県
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
入学手続き案内メールを誤送信、合格者のメアド流出 - 山口大