Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽日本郵便の詐欺メールに注意 - 誘導先ドメインに「paypay」の文字列

またフィッシングサイトでは、クレジットカード情報をはじめ、個人情報の入力を求め、さらにクレジットカードの3Dセキュアによる本人認証情報も詐取しようとしていた。

サイト上では「日本郵政公社」と郵政民営化前の法人名を名乗っており、入力フォームには国内で見慣れない「氏」「夫人」といった選択肢があるなど、国内の事情を知らない攻撃者が作成したものと見られる。

9月28日の段階でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシングサイトに注意するよう呼びかけている。

20200928_ap_002.jpg
誘導先フィッシングサイトの一部(画像:フィ対協)

(Security NEXT - 2020/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意
「ビックカメラ」からの「異常通知」装うフィッシング攻撃
「支援金5万円」とだますフィッシング - 偽マイナポータルへ誘導
「口座が凍結されました」 - ゆうちょ銀装うフィッシングに注意
「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール