トレンドマイクロ、脆弱性への攻撃や改ざんからサーバを守る「TMDS」 - 仮想化環境向けにエージェントレス製品も
トレンドマイクロは、サーバを不正アクセスから防御する製品「Trend Micro Deep Security(TMDS) 7.0」を3月1日より発売する。
同製品は、サーバへエージェントをインストールすることで、OSやアプリケーションなどのぜい弱性に対する攻撃から防御できる製品。「IDS、IPS」「ウェブアプリケーションの防御」「ファイアウォール」「改ざん検知」「セキュリティログ監視機能」を備えている。
管理ツール「Deep Security マネージャ」を提供し、セキュリティポリシーの管理、レポート表示、タスクスケジュール設定、他システムとの連携など、同製品を導入した複数サーバを集中管理することが可能。
改ざん検知機能については、システムファイルだけでなく、ウェブサーバのコンテンツなどを監視対象とすることも可能で、「Gumblar」のような不正コードの挿入といったものも検知できるという。
物理サーバ、仮想化環境いずれも対応し、「Windows」「Linux」「Solaris」など主要OSに対応。さらに、仮想化環境で、ゲストOSへエージェントが導入できない場合についても、IDSやIPS、ウェブアプリケーションプロテクション、ファイアウォールなど提供するバーチャルアプライアンス製品「Deep Security Virtual Appliance」を用意している。
価格は、エージェントが8万8200円/サーバ。「Deep Security Virtual Appliance」が24万1500円。Deep Securityマネージャが249万3750円。いずれも1年間のソフトウェアの利用料やスタンダードサポートなどを含まれる。
記者向け発表会で登壇した同社取締役の大三川彰彦氏
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
(Security NEXT - 2010/01/21 )
ツイート
PR
関連記事
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ