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フィッシング報告、2万件の大台突破 - 上位4ブランドで9割超

大量に配信されたメールの約80%、全体では約40%が、差出人メールアドレスに正規サービスのドメインをかたる「なりすまし」を行っていた。

宅配業者の不在通知を装った「SMS(ショートメッセーサービス)」による「スミッシング」も報告が続いている。誘導先のサイトで不正なアプリをインストールしたり、金融機関やクレジッットカードブランドをかたるサイトへ誘導されたとの報告が多く寄せられた。

メールごとに固有のURLを挿入するマーケティングツールを悪用するケースが減っており、ユニークなURLの減少にもつながっている。しかしながら、同じ文面を用いつつも、短時間にURLを変更する手口が引き続き用いられており、大量に取得した独自ドメインやIPアドレスを利用するケースが見られた。

(Security NEXT - 2020/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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