「Apache Wicket」に脆弱性 - 情報漏洩のおそれ
オープンソースのウェブアプリケーションフレームワーク「Apache Wicket」に機密情報が意図せず漏洩するおそれがある脆弱性が明らかとなった。
細工したURLによりテンプレートを配信させることが可能となる脆弱性「CVE-2020-11976」が明らかとなったもの。
「HTMLテンプレート」内に記載された機密情報を取得されるおそれがある。「同9.0.0-M5」「同8.8.0」「同7.16.0」が影響を受ける。
開発チームでは、7月にリリースした「同9.0.0」「8.9.0」「7.17.0」で脆弱性を修正済みとしており、アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/09/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も