Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ニトリアプリ」に脆弱性、アプリ経由で外部URLへ誘導されるおそれ

ニトリホールディングスがスマートデバイス向けに提供しているアプリ「ニトリアプリ」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「Custom URL Scheme」を利用したアプリに対するリクエストにより、同アプリを経由して意図しないURLへ誘導されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-5623」が明らかとなったもの。Android版、iOS版のいずれも影響を受ける。

同脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の永岡悟氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。同社は脆弱性に対処した「同6.1.0」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を