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連番URLで他顧客情報が容易に閲覧可能 - 大東建託

同社はアクセス可能となっていたURLについて、アクセスしたIPアドレスや日時などから、対象となる顧客以外のアクセスはなかったと結論付けており、不正利用なども確認されていないとしている。また検索エンジンなどへ情報がキャッシュされるといった問題も確認されていないという。

URLが連番となっていたファイルに個人情報が記載されていた顧客に対しては、書面により連絡を取っており、国土交通省に報告を行った。

今回の問題を受けて同社は「データ共有機能」を停止。今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に努めるとして、「セキュリティの確保されたメール送受信ソフトウェアを用いたデータ送信を徹底する」としているが、具体的な対策について説明は得られなかった。

(Security NEXT - 2020/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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