顧客情報約250万件含む磁気テープを紛失 - みずほ総研
みずほ総合研究所は、顧客情報を記録したバックアップ用の磁気テープが所在不明となっていることを明らかにした。
同社によれば、顧客管理システムのバックアップデータを保存した磁気テープ(Linear Tape-Open)を紛失したもの。みずほ銀行との共同運営事業であるMIZUHO Membership Oneに関する情報や、みずほ銀行などから委託されている業務情報も保存されていた。
具体的には、顧客情報66万9000件や顧客のサービス利用実績に関する情報183万8000件で、2018年12月7日までに取り引きがあった情報が対象。みずほ銀行との共同事業に関する法人情報約5万1000件や、みずほ銀行より受託している相談サービスの関連情報約34万2000件なども含まれる。
顧客情報としては、氏名、企業名、代表者氏名、連絡窓口の担当者氏名のほか、住所、電話番号、メールアドレス、性別、年齢、売上データ、サービス利用実績、取引部店、口座番号などが記録されている。
調査を行ったところ、外部への持ち出しの形跡や不正利用などの報告はなく、誤って廃棄した可能性が高いと同社は説明。磁気テープよりデータを復元するには、システム環境を構築する必要があり、第三者により情報を解読される可能性は低いとしている。
(Security NEXT - 2020/07/22 )
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