「WordPress 5.4.2」がリリース - 複数脆弱性を修正
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」の開発チームは、最新版となる「WordPress 5.4.2」をリリースした。
最新版では、バグ23件の修正や機能強化のほか、脆弱性への対処など複数のセキュリティに関する修正を実施した。
具体的には、クロスサイトスクリプティング(XSS)の複数脆弱性や権限の昇格が生じるおそれがある脆弱性、パスワード保護されたページが閲覧可能となり、情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性などに対応している。
開発チームは、「同5.4.2」のほか、「同5.2.7」「同5.1.6」「同5.0.10」や、同4系に対して他ブランチのアップデートもあわせて公開。自動アップデートの利用者に配信するほか、手動による更新を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/06/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正