「Firefox 74.0.1」が公開、ゼロデイ脆弱性を修正 - 標的型攻撃を確認
Mozillaは、「Firefox 74.0.1」をリリースし、脆弱性2件を修正した。脆弱性を悪用したゼロデイ攻撃が確認されているという。
今回のアップデートは、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6819」「CVE-2020-6820」へ対処したもの。脆弱性を悪用されるとシステムの制御を奪取されるおそれがある。
いずれも脆弱性の重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。開発チームでは、これら脆弱性を悪用した標的型攻撃を把握しているという。
開発チームでは、脆弱性へ対処した「Firefox 74.0.1」をリリース。あわせて延長サポート版「Firefox ESR 68.6.1」を公開した。
(Security NEXT - 2020/04/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み