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「Drupal」にアップデート - サードパーティ製エディタに起因する脆弱性を解消

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」の開発チームは、実装しているサードパーティ製ライブラリに脆弱性が明らかとなったとしてアップデートをリリースした。

同プラットフォームに実装されているサードパーティ製エディタ「CKEditor」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2020-9281」が明らかとなったもの。

これを受けて、「Drupal」の開発チームは、「同8.8.4」「同8.7.12」をリリースし、脆弱性が修正された「CKEditor 4.14」を実装。脆弱性の重要度を、5段階中上から3番目にあたる「中(Moderately critical)」とレーティングした。

また「CKEditorモジュール」の無効化など緩和策についてアナウンスしている。

(Security NEXT - 2020/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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