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Adobe、Photoshopなど複数製品にセキュリティ更新

Adobe Systemsは、複数製品に対し、脆弱性を修正するセキュリティアップデートを米時間3月17日にリリースした。

前週に事前予告を行っていた「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」をはじめ、「ColdFusion」「Adobe Photoshop」「Adobe Bridge」「Adobe Experience Manager」「Adobe Genuine Integrity Service」向けにアップデートの提供を開始したもの。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」から1週間遅れとなる定例外の公開となった。

「Adobe Experience Manager」「Adobe Genuine Integrity Service」以外のアップデートには、3段階中もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性が複数含まれる。いずれも悪用は確認されていない。

適用優先度を見ると、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」「ColdFusion」「Adobe Experience Manager」が30日以内を目安とする「2」としており、他製品は任意のタイミングで更新を求める「3」とレーティングした。

(Security NEXT - 2020/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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