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顧客情報を漏洩した元職員が逮捕 - 百十四銀

顧客情報を漏洩したとして、百十四銀行の元職員が不正競争防止法違反の容疑で3月5日に逮捕された。

同事件は、同元職員が同行へ勤務していた当時、同行をすでに退職済みだった知人へ顧客情報を不正に提供したとして、同元職員や知人など関係者3人が不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたもの。

2019年9月に警察が同元職員を事情聴取。同行でも聞き取り調査を実施したところ、2018年11月から2019年8月にかけて、法人3件と個人14件の顧客情報を漏洩していたことを認めたという。

対象となった顧客において詐欺被害も発生しており、同行は2019年10月28日付けで諭旨退職とする懲戒処分を実施。2月28日に香川県警へ被害届を提出していた。

今回の問題を受け、再発防止に向けて同行では研修を実施。顧客情報へのアクセス制限や、照会状況をモニタリングするシステムの開発を進めており、4月から導入する予定。

(Security NEXT - 2020/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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