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不正プロダクトキー販売、不正競争防止法違反で送検

秋田県警などは、インターネットオークションでビジネスソフトのプロダクトキーを不正に販売した2人について、複数の容疑で送検した。

インターネットを通じてマイクロソフト製ソフトウェア「Office」のプロダクトキーを不正に販売していたもの。2月5日にインターネットオークションの広告でマイクロソフトの商標を許可なく使用したとして、容疑者2人が逮捕、送検されたが、さらにライセンス認証が不要となるプロダクトキーを、インターネットオークションを通じて不正に販売したとして、不正競争防止法違反容疑で追送検された。

コンピュータソフトウェア著作権協会によれば、2018年11月に施行された改正不正競争防止法のもと、ビジネスソフトのライセンス認証が不要となるプロダクトキーの提供行為が、同法違反容疑として送検されたのは今回がはじめてだという。

(Security NEXT - 2020/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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