Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

クレジットカードのIC化率、3月末に99.5%

日本クレジット協会は、2019年12月末時点でICチップを搭載したクレジットカードの割合が95.1%となったことを明らかにした。3月末には99.5%に達する見込み。

同協会によると、2019年12月末時点で調査対象会社において、ICチップを搭載したクレジットカードの割合が総発行枚数における95.1%に達したことを明らかにした。同協会に加盟するカード会社258社のうち、137社で100%のIC化を実現している。

同協会では、2020年3月末までにIC化率100%を目指して活動を展開してきたが、期限内に99.5%を達成できるとの見通しを示し、引き続き完全IC化を目指して活動を展開していく。

またICカードの普及とあわせて、クレジットカード利用者に対し、ICチップを搭載したクレジットカードによる取引では、「サイン」よりも「暗証番号」を用いた本人確認の方が安全であることの普及啓発を推進。

「クレジット業界ではICクレジット取引を推進しています」をキャッチフレーズに、啓発サイトやウェブバナーを作成。重要性について解説するアニメーション動画なども通じて利用を呼びかけていく。

(Security NEXT - 2020/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
IoT製品のセキュリティ基準で国際連携 - 11カ国が共同声明
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
米当局、「AEM Forms」の深刻な脆弱性狙う攻撃に注意喚起
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)