Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

「Adobe Flash Player」に、深刻な脆弱性が含まれているとして、Adobe Systemsはセキュリティアップデートをリリースした。

型の取り違えが生じる脆弱性「CVE-2020-3757」が明らかとなったもの。悪用された場合、コードを実行されるおそれがある。脆弱性の悪用は確認されていない。

「Windows」「macOS」「Linux」のいずれのプラットフォームも影響があり、同社では脆弱性の重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社は、各プラットフォームやブラウザの同梱版向けに脆弱性へ対処した「同32.0.0.330」をリリース。適用優先度は3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

脅威情報共有プラットフォーム「MISP」に脆弱性 - 最新版へ更新を
水道局の制御機器を狙うサイバー攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
VMware、「VCD Appliance」の修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性に対応
米当局、「ownCloud」など脆弱性2件の悪用に注意喚起
「Apache Tomcat」にリクエストスマグリングの脆弱性
NEC製クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」に複数の脆弱性
「MS Edge」もアップデート - 悪用済み脆弱性に対応
eラーニング向けCMSに複数の脆弱性 - 実証コードなど公開
「Chrome」にセキュリティアップデート - ゼロデイ脆弱性など修正
キャプティブポータルを提供する「OpenNDS」に複数の深刻な脆弱性