Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

知人からのメール装い感染狙うランサムウェア「Mailto」に注意

メールアカウントを侵害し、アドレス帳などで得られた知人の情報をもと攻撃を試みるランサムウェア「Mailto」についてセキュリティ機関が注意を呼びかけている。

危険性が指摘されている「Mailto」は、ランサムウェアファミリー「KoKo」に属し、別名「Kazakavkovkiz」としても知られるランサムウェア。「Netwalker」とも同一のマルウェアであると指摘されている。

注意喚起を行ったオーストラリアのサイバーセキュリティセンター(ACSC)によれば、同マルウェアに関する情報は限られているが、攻撃者はフィッシングやパスワードスプレー攻撃でメールアカウントを奪取。アドレス帳に掲載されたメールアドレス宛にマルウェアを送信して感染を試み、感染後は、ネットワーク内部でラテラルムーブメントにより拡散することが明らかになっているという。

ACSCでは、同ランサムウェアに関する「IoC」情報を公開。脆弱性の修正やバックアップの実施、最新セキュリティ製品によるエンドポイントや通信、メールのスキャン、ネットワークのセグメント化、同センターの推奨事項となっている「Essential Eight」の実施などを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

子会社で一部サーバがランサム被害、詳細を調査 - システムソフト
海外子会社がランサム被害、生産プラントは操業継続 - 住友金属鉱山
クラウドサーバにランサム攻撃、患者情報流出 - 日本美容医療研究機構
子会社がランサム被害、受注出荷に影響も生産継続 - 九州電子
委託先の特許管理システムにマルウェア、情報流出の可能性 - 埼大
サーバがランサム感染、顧客情報流出の可能性 - ネクサスエナジー
サーバデータが暗号化被害、内部に個人情報 - タカカツグループHD
ランサム被害の調査を継続、受注や発送は再開 - メディカ出版
CiscoやAppleなど脆弱性6件を悪用リストに追加 - 米当局
ランサム被害で個人情報流出、受注や出荷が停止 - メディカ出版