Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Citrix ADC」更新が一部公開、SD-WAN製品にも影響 - 緩和策で問題も

「Citrix ADC」や「Citrix Gateway」に未修正の深刻な脆弱性が見つかった問題で、一部アップデートの提供が1月19日より開始された。スケジュールが前倒しされており注意が必要だ。

また特定ビルドで緩和策が機能しないことや、「Citrix SD-WAN WANOP」が影響を受けることもあらたに判明している。

同社によれば、ソフトウェアやアプライアンスとして提供している「Citrix SD-WAN WANOP」の「バージョン11.0.3」「バージョン10.2.6」において、ロードバランサーとして「Citrix ADC」を搭載しており、脆弱性の影響を受けるという。

具体的には、「同5100」「同5000」「同4100」「同4000」のすべてのサポート中のバージョンが対象。他SD-WAN製品については影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2020/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正