「Firefox」に深刻な脆弱性、ゼロデイ攻撃も - 今年2度目の更新
「Firefox」の開発チームは、深刻な脆弱性が見つかったとして「Firefox 72.0.1」をリリースした。
複数の脆弱性へ対処し、新機能なども搭載した「Firefox 72」を米時間7日に公開したばかりだが、緊急性が高い脆弱性が明らかになったことから、急遽セキュリティアップデートをリリースしたもの。
今回対処したのは、JITコンパイラ「IonMonkey」の処理において型の取り違えが生じる脆弱性「CVE-2019-17026」。すでに脆弱性を悪用した標的型攻撃が確認されているという。
開発チームでは、同脆弱性へ対処した延長サポート版「Firefox ESR 68.4.1」についてもあわせてリリースした。
(Security NEXT - 2020/01/09 )
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