Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 72」がリリース - 脆弱性11件を解消

Firefoxの開発チームは、最新版となる「Firefox 72」をリリースした。11件の脆弱性を解消している。

今回のアップデートでは、プライバシー保護の機能を強化したほか、あわせて11件の脆弱性を修正した。

具体的には、4段階中2番目にあたる「高(High)」とレーティングされた脆弱性が5件。メモリ処理における複数の脆弱性をはじめ、型の取り違い、CSSにおけるサニタイズ処理をバイパスされる脆弱性などへ対処した。

1段階低い「中(Moderate)」の脆弱性5件を修正したほか、「低(Low)」の脆弱性1件を修正している。

(Security NEXT - 2020/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開