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廃止店舗の顧客情報記載帳票が所在不明 - 東北労金

東北労働金庫は、顧客情報が記載された帳票を紛失したことを明らかにした。店舗再編にともなう書類の廃棄作業の際、誤って廃棄した可能性が高いとしている。

同金庫によれば、2018年6月8日に閉店した旧千厩支店の顧客情報を含む帳票について所在がわからなくなっているもの。

2017年7月3日から同年9月29日にかけて取り扱った伝票綴り62冊で、2915枚の伝票が含まれると見られる。顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、勤務先、口座番号、印影、取引金額などが記載されていた。

10月17日、同支店が統合された一関支店において、伝票綴りを外部委託倉庫へ移送するための準備作業を行った際、伝票綴り62冊を収納した段ボール箱1箱が見当たらないことに気が付いた。

同金庫では2018年5月14日、店舗再編にともなう書類の廃棄作業を実施しており、その際に他廃棄書類とともに誤って廃棄した可能性が高いと説明。紛失した情報に関する外部からの問い合わせや、不正利用の報告などは確認されていないという。

(Security NEXT - 2019/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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