CMSの「Movable Type」にオープンリダイレクトの脆弱性
シックス・アパートが提供するコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Movable Type」に、オープンリダイレクトの脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、細工したURLにより、任意のウェブサイトへリダイレクトできる脆弱性「CVE-2019-6025」が明らかとなったもの。フィッシングサイトなど悪意あるサイトへ誘導する際の踏み台として悪用されるおそれがある。
同脆弱性は、EGセキュアソリューションズの細野英朋氏が発見し、情報処理推進機構(IPA)へ報告したもの。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
シックス・アパートでは、複数の不具合についてもあわせて修正したセキュリティアップデート「同7 r. 4603」「同6.5.2」「同6.3.10」「同Premium 1.25」をリリース。最新版へ必ずアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/11/14 )
ツイート
PR
関連記事
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起