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小学校で2クラス分の「緊急時引き渡しカード」を紛失 - 静岡市

静岡市の市立小学校において、児童の個人情報が記載された「緊急時引き渡しカード」の一部が所在不明となっている。

同市によれば、4年生1クラス分と6年生1クラス分の緊急時引き渡しカードを紛失したもの。10月1日に職員が児童宅へ連絡しようとした際、見あたらないことに気が付いた。あわせて児童54人分の氏名や住所、電話番号、保護者名、緊急時の引受人の連絡先などが記載されている。

同校では、緊急時引き渡しカードを綴ったファイルは、使用ごとに施錠する棚で管理することになっていたが、実際は毎日使用時にひとたび開錠すると、そのまま施錠しない状態に置かれていた。

同じ棚には別のファイルも保管されており、別のファイルへ紛れたり、職員が誤って取り出したまま返却せず、紛失した可能性もあるという。

同校では対象となる学級の保護者会を開催。事情の説明を行った。悪用などの報告は寄せられていないという。

(Security NEXT - 2019/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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