Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

権威DNSサーバ「NSD」にアップデート - 脆弱性を解消

蘭NLnet Labsが開発するオープンソースの権威DNSサーバ「NSD」にサービス拒否が生じるおそれがある脆弱性が明らかとなった。

「同4.2.1」不正なゾーンファイルを読み込むとゾーンパーサーがクラッシュするおそれがある脆弱性「CVE-2019-13207」が明らかとなったもの。Frederic Cambus氏がファジングにより発見、報告した。

同団体では、最新版となる「同4.2.2」をリリース。同脆弱性のほか、バグの修正を実施した。また脆弱性の判明を受けて、日本レジストリサービス(JPRS)など関連機関も注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正
米当局、「Twilio」や「IE」の脆弱性悪用に注意呼びかけ
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正