Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome 75.0.3770.142」がリリース、脆弱性2件に対処

「Chrome」の開発チームは、「Windows」「macOS」「Linux」向けに最新版となる「Chrome 75.0.3770.142」をリリースした。数週間以内に展開するとしている。

今回のアップデートでは、脆弱性2件を修正した。「JavaScript」のエンジンである「V8」がクラッシュする脆弱性「CVE-2019-5847」を解消。脆弱性の重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」とされている。

またセンシティブな情報が漏洩するおそれがあるフォントサイズの脆弱性「CVE-2019-5848」に対処した。重要度は1段階低い「低(Low)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2019/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起