Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人向けダークウェブ監視ソフトが登場 - 発見時に警告やアドバイス

シマンテックは、あらかじめ登録した情報がダークウェブ上に流出していないか確認できる新サービス「ノートンダークウェブモニタリング Powered by LifeLock」の提供を開始した。

同製品は、あらかじめ登録した個人情報が、ダークウェブより収集したデータに含まれていないか確認し、発見時にアラートを表示してアドバイスを提供するサービス。ポータルサイトおよびアプリから利用できる。1年1台版の想定価格は3002円。

メールアドレスや住所、クレジットカード番号、銀行口座番号、電話番号、運転免許証番号の登録に対応。これら情報と結びつけられたユーザー名、パスワード、パスポート番号、セキュリティコードなどについても発見した場合に警告するという。

2017年初頭に23億ドルで買収したLifeLockの技術を活用したもので、すでに米国においてはコンシューマー向けセキュリティ対策ソフトの一部として提供済み。国内市場に対しては今回単体サービスとして投入した。

20190711_sy_002.jpg
ノートンダークウェブモニタリングの概要(画像:シマンテック)

(Security NEXT - 2019/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
漏洩アカウント情報を調査、通知するサービス - IIJ
ダークウェブを対象とした組織機密情報の流出調査サービス
20以上の言語に対応、脅威情報の調査報告サービス
個別の脅威調査に応じるチケット制サービス - カスペルスキー
ドコモ、個人情報の流出モニタリングサービス
ゲーマー向け「ノートン」が発売 - ゲーム用にCPU処理能力を確保する新機能
「ノートン360」の上位製品に個人情報流出の通知機能
パスワード管理アプリに情報流出監視機能 - トレンド
アカウント情報の漏洩検知サービスを機能強化 - ソースポッド