Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mac向けZoom製ウェブ会議ソフトに脆弱性 - ウェブ閲覧でカメラ起動

「CVE-2019–13449」については、6月脆弱性を修正したクライアントソフトがリリースされた。また脆弱性の公開後となる7月9日にZoomでは「同4.4.53932.0709」をリリース。問題が指摘されたローカルのウェブサーバを削除した。

同脆弱性について分析したRapid7によると、リンクから誤って会議に参加した場合、クライアントソフトが前面に表示され、ウェブカメラのステータスランプも点灯することから、悪用に気が付きやすいという。

またミーティング参加時にビデオを起動しない設定にしておくことで、脆弱性の影響を緩和できると指摘した。

(Security NEXT - 2019/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性