Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mac向けZoom製ウェブ会議ソフトに脆弱性 - ウェブ閲覧でカメラ起動

「CVE-2019–13449」については、6月脆弱性を修正したクライアントソフトがリリースされた。また脆弱性の公開後となる7月9日にZoomでは「同4.4.53932.0709」をリリース。問題が指摘されたローカルのウェブサーバを削除した。

同脆弱性について分析したRapid7によると、リンクから誤って会議に参加した場合、クライアントソフトが前面に表示され、ウェブカメラのステータスランプも点灯することから、悪用に気が付きやすいという。

またミーティング参加時にビデオを起動しない設定にしておくことで、脆弱性の影響を緩和できると指摘した。

(Security NEXT - 2019/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
産業制御システムのインシデント対応に必要な機能を解説した手引書
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
学生の個人情報が閲覧可能に、フォームの設定ミスで - 近畿大