Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングURLが最多記録を更新 - 報告やブランド悪用被害も増加

6月もこれまでの傾向を引き継ぎ、「Amazon」「Apple」「LINE」「楽天」など大手ブランドや、金融機関、クレジットカードをかたるフィッシングが多数報告された。

悪用されるブランドの件数が増加する一方、6ブランドでフィッシング攻撃全体の9割を占めている。

また同協議会によれば、ブランド名を差出人とするフィッシングメールや迷惑メールが増えているという。スマートフォンでは、差出人のメールアドレスが表示されず、ブランド名だけが表示される場合があり、正規のメールであると勘違いするおそれがあると指摘。

正規メッセージと同じスレッドに表示されるおそれがあるスミッシングについても報告されており、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係