Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイナンバー事故、2018年度は279件 - 「重大」3件

2018年度に個人情報保護委員会が報告を受けたマイナンバー関連の事故は前年から約25.4%減となる279件だった。3件が「重大な事態」にあたる事故だったという。

2018年4月1日から2019年3月31日にかけて、同委員会が報告を受けたマイナンバーに関連する事故の状況を取りまとめたもの。マイナンバー法に違反または違反のおそれがある報告は279件。前年度の374件から95件減少した。

報告は、事業者において誤ってマイナンバーを収集したケースや、マイナンバーが記載された書類の紛失などが中心だった。

一方、流出や紛失した件数が100件超、あるいは不正な目的でマイナンバーを利用したり、提供したケースなど、「重大な事態」に該当するケースが3件あった。内訳を見ると行政機関が1件、事業者が2件だった。

(Security NEXT - 2019/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
委託業者がメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 静岡県
中学校でテスト解答用紙を保護者に誤配信 - 名護市
コンテスト応募者情報をPDFに誤掲載、前年から - 福岡市
会員管理システムより情報流出の可能性 - 福利厚生センター
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性