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Intel プロセッサの「MDS」脆弱性、OSベンダーも対応呼びかけ

マイクロソフトは、脆弱性の影響を軽減するには、マイクロコードを含むファームウェアとOSの更新が必要としており、「Windows 10」向けにマイクロコードを含む更新プログラムをリリースした。

くわえて脆弱性から完全に保護するためには、ハイパースレッディング「Simultaneous Multi Threading(SMT)」を無効化する必要がある場合があると指摘。CVE番号に対する保護の状態を確認するための「PowerShellスクリプト」を用意している。

また同社クラウドサービス「Azure」に関しては、「Windows Server VM」を保護するため、ハイパーバイザーレベルで対策を実施したことを明らかにした。

(Security NEXT - 2019/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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