業務支援ツール「Confluence」にあらたな脆弱性 - 既知脆弱性の悪用被害も
Atlassianは、業務支援ソフトウェア「Confluence」における深刻な脆弱性を修正するアップデートをリリースした。3月に続くアップデートとなるが、先に修正した脆弱性はすでに実証コードが出回っており、国内で被害も確認されている。
今回修正したのは、「Confluence Server」「Confluence Data Center」におけるパストラバーサルの脆弱性「CVE-2019-3398」。
特定の権限を持つ利用者により悪用が可能で、脆弱なバージョンが稼働するシステムにおいて、任意の場所にファイルを書き込み、コードを実行されるおそれがある。
脆弱性の重要度は、4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2019/04/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件