「Drupal」にXSS脆弱性、アップデートが公開 - 「同8.5.x」はEOLにも注意を
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」のコア部分にあらたな脆弱性が判明した。「同8.5.x」に関しては、サポートの終了も迫っているとして、あわせて注意喚起が行われている。
開発チームによれば、ファイルモジュールで特定環境下において悪意あるファイルをアップロードでき、クロスサイトスクリプティング(XSS)が可能になるという。
脆弱性の重要度は5段階中、上から3番目にあたる「中(Moderately Critical)」にレーティング。開発チームでは、脆弱性を解消した「Drupal 8.6.13」「同8.5.14」「同7.65」をリリースした。
また開発チームは、「同8.5.x」の利用者に対して、「同8.5.14」へのアップデートはもちろん、5月でサポートが終了予定であるとして、「同8.6.x」への移行を計画するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/03/22 )
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