CMSの「Joomla」に複数脆弱性、アップデートがリリース
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla」の開発チームは、複数の脆弱性に対処したセキュリティアップデートをリリースした。
開発チームによれば、今回リリースした「同3.9.4」では、脆弱性4件に対処したほか、バグの修正や機能の改善などを実施したという。
今回のアップデートで、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。1段階低い「高(High)」とされる脆弱性は1件で、サンプルデータプラグインにおいて、アクセスコントロールリストのチェックが行われていない脆弱性「CVE-2019-9713」を修正した。
さらにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2019-9711」「CVE-2019-9712」「CVE-2019-9714」を解消した。重要度はいずれももっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2019/03/19 )
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