流出した「宅ふぁいる便」顧客情報は481万5399件 - 受託ファイルの被害は確認されず
ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」が不正アクセスを受け、顧客情報が流出した問題で、オージス総研は具体的な被害件数を明らかにした。
同社によれば、流出した顧客情報は、プレミアム会員475万329件をはじめ、ビジネスプラス会員2万2569件、退会者4万2501件のあわせて481万5399件。一部サーバの脆弱性が突かれたのが不正アクセスの原因だとしている。
今回の問題を受け、同社では外部事業者の協力のもと、ログ分析といった調査を実施。これまで約480万件が流出したと説明してきたが、あらたな被害は確認されなかったとし、被害の範囲を確定させた。あわせて同サービス上で受託したファイルの外部流出についても否定している。
またこれら登録された情報のうち、134万8361件については、メールアドレスが無効で連絡が取れないとしている。
同社は、同サービスについて機能面なども含め、システムの再構築が必要であるとし、当面休止する方針で今後の対応については、決定次第アナウンスする予定。
(Security NEXT - 2019/03/14 )
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