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ホスティングサービスに不正アクセス、約5000サイトが改ざん - 利用者CMS経由でOS侵害

本来、同サービスの利用者にウェブサーバやOSの管理権限は与えられておらず、他利用者のサイトを操作することもできないしくみだ。

しかし、今回の攻撃ではウェブアプリケーションを通じてOSの脆弱性が突かれたことで、被害が拡大した。OSの脆弱性に依存するため、一部のウェブサーバでは、攻撃に失敗した形跡なども残っていたという。

攻撃の踏み台に利用された「WordPress」は、利用者がホスティングサービス上で独自に導入、管理しているウェブアプリケーションであるため、同社では「ID」や「パスワード」を保持しておらず、同社経由の情報流出については否定している。

同時期にブルートフォース攻撃が行われた形跡が確認されたが、「WordPress」のアカウントが奪われた直接的な原因であるかはわかっていない。

(Security NEXT - 2019/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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