ホスティングサービスに不正アクセス、約5000サイトが改ざん - 利用者CMS経由でOS侵害
本来、同サービスの利用者にウェブサーバやOSの管理権限は与えられておらず、他利用者のサイトを操作することもできないしくみだ。
しかし、今回の攻撃ではウェブアプリケーションを通じてOSの脆弱性が突かれたことで、被害が拡大した。OSの脆弱性に依存するため、一部のウェブサーバでは、攻撃に失敗した形跡なども残っていたという。
攻撃の踏み台に利用された「WordPress」は、利用者がホスティングサービス上で独自に導入、管理しているウェブアプリケーションであるため、同社では「ID」や「パスワード」を保持しておらず、同社経由の情報流出については否定している。
同時期にブルートフォース攻撃が行われた形跡が確認されたが、「WordPress」のアカウントが奪われた直接的な原因であるかはわかっていない。
(Security NEXT - 2019/01/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
岡山県が運営する複数サイトで改ざん - 一時復旧するも再び被害
予約サイトで個人情報流出の可能性 - 医学製薬関係者向け旅行会社
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性


