Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「第一暗証はワンタイムパスワードではございません」 - 三井住友銀かたるSMSに注意

三井住友銀行をかたるショートメッセージが送信されているとして、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

20181226_ap_001.jpg
偽サイトへ誘導するSMS(画像:フィ対協)

問題のショートメッセージ(SMS)では、オンラインバンキングに関するエラーの通知に見せかけ、偽サイトに誘導。ログインパスワードなどをだまし取ろうとしていた。

最初に「第一暗証はワンタイムパスワードではございません」などとエラーの通知に見せかけたショートメッセージを繰り返し送信。さらにパスワードが翌日に失効するなどと不安を煽り、フィッシングサイトへ誘導。第一暗証の更新などと称して情報をだまし取ろうとしていた。

12月25日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、フィッシング対策協議会ではサイトの閉鎖に向けて調査をJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼。類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県