Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

25~35年前の一部カードローン契約書など、紛失が判明 - 熊本信金

熊本信用金庫は、一部顧客のカードローンに関する契約書や申込書の所在がわからなくなっていることを公表した。誤廃棄の可能性が高いとしている。

同金庫によれば、1983年から1993年にかけて契約したカードローンに関する書類14人分が所在不明になっているもの。8月に契約書および申込書1件を紛失していることが判明。これを受け全店調査を行ったところ、契約書14件や申込書8件など14人分を紛失していることが明らかになったという。

紛失した契約書には、氏名や住所、電話番号、生年月日、勤務先、預金、貸出金残高、口座番号などが記載。一方申込書には、家族状況や年収、取引状況、本人確認書類の記号番号などが含まれる。

同金庫は、文書を扱った当時、統一的な管理運用が行われておらず、誤って廃棄した可能性が高いと説明。対象となる顧客には、説明と謝罪を行った。これら紛失に関連し、外部からの問い合わせなども寄せられていないとしている。

(Security NEXT - 2018/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
小中学校4校で指導要録が所在不明、誤廃棄か - 宇都宮市
県立高で生徒進路指導の記録用紙を紛失 - 埼玉県
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
介護老人保健施設の利用者情報、送迎中に紛失か - 生駒市
高校生徒の個人情報含む書類が飛散、1枚未回収 - 東京都