DB管理ツール「phpMyAdmin」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
ウェブベースでMySQLを管理できる「phpMyAdmin」において深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
同ソフトウェアにおいて、あわせて3件の脆弱性が判明したもの。悪用にはログイン権限が必要となるが、ローカルファイルインクルージョンが可能となる深刻な脆弱性「CVE-2018-19968」が存在するという。
さらに細工されたURLをクリックさせることでテーブルやユーザーの追加、パスワードの更新などデータベースの操作が可能となる「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2018-19969」や、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2018-19970」が含まれる。
開発チームでは脆弱性へ対処した「phpMyAdmin 4.8.4」をリリース。あわせてバグの修正を実施した。
(Security NEXT - 2018/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性