「Firefox 64」がリリース - 深刻な脆弱性などを修正
Mozilla Foundationは、「Firefox 64」「Firefox ESR 60.4」をリリースし、複数の脆弱性へ対応した。
今回のアップデートは、あわせて11件の脆弱性を解消したもの。メモリ処理における脆弱性「CVE-2018-12405」「CVE-2018-12406」に関しては、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
さらに「バッファオーバーフロー」や「Use After Free」など、次に重要度が高い「高(High)」とされる脆弱性5件を修正。重要度「中(moderate)」の脆弱性3件や「低(Low)」の脆弱性1件についても対処した。
また「Firefox ESR 60.4」では、「CVE-2018-12405」を含む6件の脆弱性へ対応している。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2018-12407
CVE-2018-17466
CVE-2018-18492
CVE-2018-18493
CVE-2018-18494
CVE-2018-18495
CVE-2018-18496
CVE-2018-18497
CVE-2018-18498
CVE-2018-12406
CVE-2018-12405
(Security NEXT - 2018/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消