米Dellに不正アクセス、フォレンジック調査の結果を公表
米Dellは、「dell.com」においてユーザー情報の窃取を試行する攻撃を検知したことを明らかにした。情報流出を示す証拠は見つかっていないとする一方、一部データが削除された可能性があるという。

不正アクセスを受けた「dell.com」
同社によれば、同社ネットワークにおいて11月9日にユーザーの氏名やメールアドレス、ハッシュ化されたパスワードなどを窃取しようとする試行を検知、遮断した。
「dell.com」のほか、「dellpremier.com」などのユーザー情報が流出した可能性がある。ただし、「dellemc.com」および「delltechnologies.com」の情報は含まれない。
同社では攻撃検知後、サービスを停止。捜査当局へ通報するとともに、フォレンジック会社による調査を実施していた。
(Security NEXT - 2018/12/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ドメイン不正利用、メール5万件が送信 - 三菱地所ハウスネット
教員がサポート詐欺被害、学生情報流出のおそれ - 山形大
都立図書館のメルアカに大量の不達メール - 不正アクセスか
ランサム攻撃でクラウド内データが消失 - 省エネコンサル会社
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
約6万件のスパム、森林研究所メルアカが不正利用 - 富山県
「PR TIMES」にサイバー攻撃 - IPアドレス制限や複数認証を突破
派遣スタッフが予約システムに不正アクセス - 東急グループのジム
有形文化財サイトが改ざん、修正時の設定変更を失念 - 秋田市
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入