Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米Dellに不正アクセス、フォレンジック調査の結果を公表

米Dellは、「dell.com」においてユーザー情報の窃取を試行する攻撃を検知したことを明らかにした。情報流出を示す証拠は見つかっていないとする一方、一部データが削除された可能性があるという。

20181203_de_001.jpg
不正アクセスを受けた「dell.com」

同社によれば、同社ネットワークにおいて11月9日にユーザーの氏名やメールアドレス、ハッシュ化されたパスワードなどを窃取しようとする試行を検知、遮断した。

「dell.com」のほか、「dellpremier.com」などのユーザー情報が流出した可能性がある。ただし、「dellemc.com」および「delltechnologies.com」の情報は含まれない。

同社では攻撃検知後、サービスを停止。捜査当局へ通報するとともに、フォレンジック会社による調査を実施していた。

(Security NEXT - 2018/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
症例情報登録システムがランサム被害、症例情報一時利用できず - 量研
デザイン建材通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ニデック子会社へのランサム攻撃、グループ会社にも影響広がる
WordPressプラグインの同時多発改ざん、PWリスト攻撃に起因
セミナー事務局のメルアカからスパム送信、原因を調査 - 広島県
メールアカウントが乗っ取り被害、大量のスパム配信 - 三重県文化振興事業団
医療ユニフォームメーカーの通販サイトに不正アクセス - 個人情報が流出
輸入楽譜専門店の通販サイトに不正アクセス - クレカ情報など流出
サイバー攻撃で従業員などの個人情報が流出した可能性 - 森永製菓