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Gmailに差出人を空欄にできるバグ「Ghost Emails」 - フィッシング攻撃などで悪用のおそれ

Googleが提供するメールサービス「Gmail」において、送信元のメールアドレスを表示させず空欄にできるバグ「Ghost Emails」がセキュリティ研究者によって指摘されている。

Tim Cotten氏が、Gmailに関する複数のバグについて報告したもの。フィッシング攻撃をはじめ、悪意あるメールを開かせるために悪用されるおそれがあるとしている。

当初同氏は、Gmailにおいて「Fromヘッダ」の処理に問題があり、細工された受信メールが、送信済みフォルダへ保存されるバグを発見。

送信した覚えのないメールを送信フォルダに保存させることで、メールを開かせるフィッシング攻撃に悪用されるおそれがあると問題を指摘していた。

(Security NEXT - 2018/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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