「Adobe Flash Player」に情報漏洩の脆弱性 - 悪用は未確認
「Adobe Flash Player」に情報漏洩の脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
Adobe Systemsによれば、域外のメモリを読み込むことで情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2018-15978」が明らかとなったもの。重要度は3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティング。悪用は確認されていない。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてリリースしたもので、今回のアップデートで修正した同脆弱性1件のみだという。
同社は、「Windows」「macOS」「Linux」およびブラウザ同梱版に対し、最新版となる「同31.0.0.148」を用意。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートを実施するよう呼びかけている。

各プラットフォーム向けにアップデートを用意したAdobe Systems
(Security NEXT - 2018/11/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
