Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Flash Player」にアップデート - セキュリティ関連の修正含まず

Adobe Systemsは、「Adobe Flash Player」のアップデートをリリースした。セキュリティ関連の修正は含まれていないという。

20181010_as_001.jpg
セキュリティアドバイザリをリリースしたAdobe Systems

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、「Windows」「macOS」「Linux」向けにアップデートをリリースしたもの。

同社は、今回のアップデートに関して仕様やパフォーマンスにおける改善を目的としたものと説明しており、セキュリティに関する修正は含まれていないという。

同社は、「Windows」や「macOS」「Linux」、ブラウザ同梱版向けに最新版となる「同31.0.0.122」を用意。いずれも適用優先度を3段階中3番目にあたる「3」とレーティングし、任意のタイミングでアップデートするよう求めている。

20181010_as_002.jpg
今回リリースされたアップデート(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2018/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NVIDIA Triton Inference Server」に脆弱性 - アップデートを提供
SplunkのAWS向けのアドオンに複数脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Zimbra」狙う攻撃に注意喚起 - メール「CC」に不正コード
「Cisco NDFC」に深刻な脆弱性 - 管理下の機器でコマンド実行のおそれ
コラボツール「Zimbra」に深刻な脆弱性 - すでに実証コードも
Ivanti製エンドポイント管理製品の脆弱性、悪用が判明
「Chrome」にセキュリティアップデート - 4件の修正を実施
「Firefox 131」が公開 - 脆弱性13件を解消
「Flowise」のチャットボットライブラリに脆弱性 - アップデートを
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を修正