フィッシングで複数職員がアカウントが乗っ取り被害 - 新潟大
新潟大学において、複数の教職員のメールアカウントがフィッシングにより乗っ取られたことがわかった。迷惑メールを送信するための踏み台に悪用されたほか、個人情報が閲覧された可能性がある。
同大によれば、4月17日から5月14日にかけて、複数の教職員が同大のメール管理者を装ったフィッシングメールを受信。そのうち6人が、フィッシングサイトにパスワードを入力したため、アカウントが不正アクセスを受けたという。
不正アクセスを受けた教職員2人のメールアカウントが悪用され、5月10日と同月15日に、約36万件の迷惑メールが送信された。
また3人のメールアカウントには、個人情報を保存。学内関係者の氏名、役職、学年など32件、学内関係者の送信者名とメールアドレス、一部電話番号など47件、学外関係者の送信者名とメールアドレス、一部電話番号など29件が含まれ、これら情報が第三者に閲覧された可能性がある。
同大では対象となるメールアカウントを停止。教職員に対して注意喚起を行った。個人情報が流出した可能性がある関係者には個別に対応を進めている。
また発表のタイミングについて個人情報の有無、流出内容の特定など綿密な調査で時間を要したと説明、謝罪している。
(Security NEXT - 2018/09/28 )
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